「警備員の給与は毎月先に出ていくのに、契約先からの入金は翌月末以降」「大型イベントや繁忙期の増員で人件費が膨らみ、手元資金が足りない」――警備業を営む方なら、こうした悩みは日常的に感じているのではないでしょうか。
警備業界では、人件費が売上の70〜80%を占める労働集約型のビジネスモデルのため、警備員への給与・社会保険料・深夜手当が毎月確実に発生する一方、クライアントからの警備委託料の入金は1〜2か月先になることも珍しくありません。さらに、警備業法に基づく認定・教育費用、制服・装備品の購入費、人手不足による採用コストの上昇など、キャッシュフローを圧迫する要因が重なりがちです。
そこで活用したいのがファクタリングです。警備委託料の売掛金を最短即日で現金化でき、担保や保証人も不要。給与支払い日や社会保険料の納付期限に間に合わせる資金調達手段として、警備業界で注目が高まっています。
警備業におすすめのファクタリング会社10選【比較表あり】
警備業で利用できるファクタリング会社のうち、実績・手数料・対応スピード・警備業との相性の観点から厳選した10社を比較表にまとめました。まずは一覧でご確認ください。
| 会社名 | 手数料 | 入金スピード | 買取可能額 | オンライン対応 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 法人専門ファクタリングのBIG | 1%〜9.8% | 最短翌日 | 30万円〜上限なし | 可(対面・オンライン) | 法人専門で安心して利用したい警備会社 |
| ビートレーディング | 2%〜12% | 最短2時間 | 制限なし | 可 | 実績重視の警備法人 |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 1.5%〜10% | 最短3時間 | 制限なし | 可 | 手数料を抑えたい警備会社 |
| アクセルファクター | 2%〜20% | 最短即日 | 30万円〜1億円 | 可 | 審査に不安がある警備会社 |
| OLTA(オルタ) | 2%〜9% | 最短即日 | 制限なし | 完全オンライン | 手続きを簡単にしたい方 |
| ラボル | 一律10% | 最短60分 | 1万円〜 | 完全オンライン | 少額を即座に調達したい方 |
| QuQuMo(ククモ) | 1%〜 | 最短2時間 | 制限なし | 完全オンライン | 書類準備を最小限にしたい方 |
| ペイトナーファクタリング | 一律10% | 最短数時間 | 1万〜100万円 | 完全オンライン | 少額の資金調達を頻繁に利用したい方 |
| トップマネジメント | 0.5%〜12.5% | 最短即日 | 30万〜3億円 | 可 | 大口の警備契約を資金化したい法人 |
| ベストファクター | 2%〜20% | 最短即日 | 30万〜1億円 | 可 | 財務コンサルも受けたい警備会社 |
ここからは、各社の詳細を順番に紹介していきます。警備業でファクタリングを検討中の方は、自社の状況と照らし合わせながらチェックしてみてください。
法人専門ファクタリングのBIG
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 1%〜9.8%(業界最安水準) |
| 入金スピード | 最短翌日 |
| 買取可能額 | 30万円〜上限なし |
| 対応エリア | 全国(東京・新宿本社) |
| オンライン対応 | 可(対面・オンラインいずれも対応) |
| 対応形態 | 2社間・3社間ファクタリング両対応 |
| 運営会社 | 株式会社ビッグパートナーズ |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿三丁目3-13 西新宿水間ビル6F |
法人専門ファクタリングのBIGは、東京・新宿に本社を構える法人専門のファクタリング会社です。業歴10年以上、月間相談件数200件以上の豊富な実績を持ち、警備業からの相談にも数多く対応してきたノウハウがあります。金融機関出身の専属コンサルタントが在籍しており、警備業特有の資金繰り課題――人件費が売上の70〜80%を占める構造、警備員への給与先払い、クライアントの長い支払いサイト、イベント警備・建設現場警備での人員急増――を深く理解したうえで、一社一社に最適な提案を行ってくれます。
手数料は1%〜9.8%と上限が明確に設定されており、「見積もりを取るまで手数料がわからない」という不安がありません。法人専門ならではの審査ノウハウにより、赤字決算・創業直後・金融ブラックの状態でも柔軟に対応してくれます。警備業では契約先が大手ビル管理会社や官公庁であるケースが多く、売掛先の信用力を活かして有利な条件で利用できる可能性があります。
また、BIGは警視庁と連携したファクタリング詐欺対策にも取り組んでおり、業界の健全化を積極的に推進している点も大きな安心材料です。2社間・3社間の両方に対応しているため、「契約先に知られずに利用したい」「手数料を最小限に抑えたい」のどちらのニーズにも応えてくれます。東京・新宿の本社で対面相談ができるため、初めてファクタリングを利用する警備会社の方にも安心しておすすめできます。
こんな人におすすめ
- 法人専門の安心感があるファクタリング会社を選びたい警備会社
- 手数料の上限が明確なサービスを利用したい方
- 給与支払い日前に確実に資金を確保したい警備会社
- 金融機関出身のプロに警備業の資金調達を相談したい方
- 赤字決算や創業間もない状況でも利用したい方
簡単10秒・法人専門だから安心
ビートレーディング
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 2社間:4%〜12%程度 / 3社間:2%〜9%程度 |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 買取可能額 | 制限なし(少額から大口まで対応) |
| 対応エリア | 全国(東京本社・大阪・福岡) |
| オンライン対応 | 可(来店不要で契約可能) |
| 運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
ビートレーディングは、累計買取額が1,824億円を超える業界最大手クラスのファクタリング会社です。取引実績は9.1万社以上を誇り、警備業の利用実績も豊富です。専任の担当者が丁寧にヒアリングを行い、警備委託料の内容に応じた最適なプランを提案してくれるため、警備業で初めてファクタリングを利用する方でも安心です。最短2時間のスピード入金は、急なイベント警備の増員や給与支払い日直前の資金需要で大きな力を発揮します。
こんな人におすすめ
- 実績と信頼性を重視してファクタリング会社を選びたい警備会社
- 初めてのファクタリングで丁寧なサポートを受けたい方
- 急な増員やイベント警備前に即日入金を希望する方
日本中小企業金融サポート機構
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 1.5%〜10% |
| 入金スピード | 最短3時間 |
| 買取可能額 | 制限なし |
| 対応エリア | 全国(東京拠点) |
| オンライン対応 | 可 |
| 運営会社 | 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構 |
日本中小企業金融サポート機構は、一般社団法人が運営するファクタリングサービスです。非営利法人ならではの良心的な手数料設定が最大の魅力で、利益最優先ではない公正なサービスを受けられます。経営革新等支援機関にも認定されており、ファクタリングだけでなく経営相談や他の資金調達方法のアドバイスも受けられる点が他社にはない強みです。警備業の中小企業が抱える人件費負担や資金繰り全般の課題を相談できます。
こんな人におすすめ
- 非営利法人の安心感を重視する警備会社
- ファクタリング以外の経営相談もまとめて行いたい方
- 手数料をできるだけ抑えたい中小警備会社
アクセルファクター
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 2%〜20% |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 30万円〜1億円 |
| 対応エリア | 全国(東京・仙台・名古屋・大阪) |
| オンライン対応 | 可 |
| 運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
アクセルファクターは、中小企業・個人事業主向けのファクタリング会社です。最大の特長は審査通過率93%以上という柔軟さで、他社で断られた警備会社や赤字決算の事業者でも利用できる可能性があります。少額の売掛金にも対応しているため、小規模な警備会社でも使いやすいサービスです。仙台・名古屋・大阪にも拠点があり、地方で警備業を営む会社からもアクセスしやすい体制が整っています。採用費や離職補充で費用が先行する時期でも、売掛先の信用力を軸に相談できる点が心強いです。
こんな人におすすめ
- 他社の審査で断られた経験がある警備会社
- 赤字決算や創業間もない警備会社
- 地方の警備会社で近くに拠点がある会社を探している方
OLTA(オルタ)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 2%〜9% |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 制限なし |
| 対応エリア | 全国(オンライン完結) |
| オンライン対応 | 完全オンライン |
| 運営会社 | OLTA株式会社 |
OLTAは、クラウドファクタリングという新しい形態を確立したフィンテック企業です。申し込みから契約まで全てオンラインで完結するため、24時間体制の施設警備や現場対応で忙しい警備会社でも隙間時間に手続きを進められます。AIを活用した独自の審査システムにより、手数料の上限が9%に抑えられている点が大きな魅力です。面談不要・書類提出もウェブ上で完了するため、本社と現場を行き来しながら資金調達を進めたい場合にも業務を止めずに利用できます。
こんな人におすすめ
- オンラインで手軽にファクタリングを利用したい警備会社
- 手数料の上限が明確なサービスを選びたい方
- 現場が忙しく来店する時間が取れない方
ラボル
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 一律10% |
| 入金スピード | 最短60分 |
| 買取可能額 | 1万円〜 |
| 対応エリア | 全国(オンライン完結) |
| オンライン対応 | 完全オンライン |
| 運営会社 | 株式会社ラボル |
ラボルは、フリーランスや小規模事業者に特化したファクタリングサービスです。手数料が一律10%と明確で、見積もり不要の安心感があります。1万円から利用できるため、小規模の警備会社や立ち上がり直後の事業者でも気軽に活用できます。24時間365日振込に対応しており、夜間や休日でも資金調達が可能な点は、深夜帯の施設警備やイベント警備で資金需要が発生しやすい警備業にとって大きなメリットです。
こんな人におすすめ
- 小規模の警備会社で少額の資金調達をしたい方
- 手数料が明確なサービスを選びたい方
- 夜間・休日に急な資金調達が必要な方
QuQuMo(ククモ)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 1%〜(上限非公開) |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 買取可能額 | 制限なし |
| 対応エリア | 全国(オンライン完結) |
| オンライン対応 | 完全オンライン |
| 運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
QuQuMoは、必要書類の少なさで選ばれるオンライン完結型のファクタリングサービスです。請求書と通帳のコピーの2点だけで申し込みが完了するため、書類の準備に時間をかけたくない警備会社に最適です。手数料も1%からと業界最低水準で、法人・個人事業主を問わず利用可能。現場報告や勤怠管理で忙しく、見積もり取得に時間をかけにくい場合でも候補にしやすい会社です。
こんな人におすすめ
- 書類の準備を最小限にしたい警備会社
- 手数料の安さを重視する方
- オンラインで素早く手続きを済ませたい方
ペイトナーファクタリング
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 一律10% |
| 入金スピード | 最短数時間 |
| 買取可能額 | 1万〜100万円 |
| 対応エリア | 全国(オンライン完結) |
| オンライン対応 | 完全オンライン |
| 運営会社 | ペイトナー株式会社 |
ペイトナーファクタリング(旧yup)は、累計申込件数50万件を突破した人気のオンライン完結型ファクタリングサービスです。最短数時間で入金されるスピード感が強みで、事前にアカウント登録を済ませておけば、必要なときにすぐ資金調達ができます。少額利用に特化しているため、イベント警備のスポット請求など単発で金額が比較的小さい売掛金でも選択肢になりやすいサービスです。手数料が一律10%と明瞭で、隠れた費用がない安心感も選ばれる理由です。
こんな人におすすめ
- とにかく早く入金してほしい方
- 少額の警備委託料を頻繁に資金化したい方
- 臨時案件やスポット警備の短期資金需要に対応したい方
トップマネジメント
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 2社間:3.5%〜12.5% / 3社間:0.5%〜3.5% |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 買取可能額 | 30万円〜3億円 |
| 対応エリア | 全国(東京・千代田区本社) |
| オンライン対応 | 可 |
| 運営会社 | 株式会社トップ・マネジメント |
トップマネジメントは、東京都千代田区に本社を構える創業16年以上の老舗ファクタリング会社です。3社間ファクタリングの手数料が0.5%からと非常に低く設定されており、コスト重視の警備会社には特におすすめです。最大3億円までの大口案件にも対応可能で、施設警備の大型契約や官公庁案件など、まとまった警備委託料を資金化したい場合にも頼れる存在です。警備業では大手企業や公共施設との契約で3社間の承諾が得られるケースもあるため、手数料を大幅に抑えられる可能性があります。
こんな人におすすめ
- 大型の警備契約を現金化したい警備法人
- 3社間ファクタリングで手数料を最小限にしたい方
- 官公庁や大手企業との契約がある方
ベストファクター
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 手数料 | 2%〜20% |
| 入金スピード | 最短即日(即日振込実行率47.8%) |
| 買取可能額 | 30万円〜1億円 |
| 対応エリア | 全国(東京・大阪に拠点) |
| オンライン対応 | 可 |
| 運営会社 | 株式会社アレシア |
ベストファクターは、ファクタリングに加えて財務コンサルティングサービスを提供している点が特徴的な会社です。平均買取率(手数料を差し引いた後の受取率)が91.9%と高水準を維持しており、即日振込実行率は47.8%となっています。担当者による丁寧なヒアリングにも定評があり、警備業の資金繰り改善について総合的なアドバイスを受けられます。採用費・人件費・教育費のバランスまで含めて資金回りを見直したい警備会社にとって、心強いパートナーになります。
こんな人におすすめ
- ファクタリングと合わせて財務コンサルを受けたい警備会社
- 手数料を差し引いた受取額を高く確保したい方
- 初めてのファクタリングで丁寧に対応してほしい方
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そもそもファクタリングとは?仕組みを図解で解説
ファクタリングとは、企業が保有する売掛金(まだ入金されていない代金の請求権)をファクタリング会社に売却して、支払期日よりも前に現金化する資金調達方法です。融資とは異なり「借入」ではないため、負債として計上されることはありません。
たとえば、クライアント企業に対して300万円の警備委託料の売掛金があり、支払期日が2か月後だとします。ファクタリングを利用すれば、手数料を差し引いた金額(たとえば275万円)を最短即日で受け取ることができます。警備業では警備員への給与支払いが毎月先行するため、この仕組みは給与日に間に合わせる資金調達手段として非常に有効です。
ファクタリングには大きく分けて「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2つの方式があり、それぞれ特徴が異なります。警備業でファクタリングを利用する際は、両者の違いを理解したうえで自社に合った方式を選ぶことが大切です。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い
| 項目 | 2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング |
|---|---|---|
| 手数料の相場 | 5%〜18%程度 | 1%〜9%程度 |
| 取引先(契約先)への通知 | なし(知られない) | あり(承諾が必要) |
| 入金スピード | 最短即日〜数時間 | 数日〜1週間程度 |
| メリット | 契約先に知られず利用可能、スピードが速い | 手数料が低い、大口に対応しやすい |
| デメリット | 手数料がやや高い | 契約先の承諾が必要、時間がかかる |
2社間ファクタリングは、利用者(警備会社)とファクタリング会社の2者間で行う取引です。契約先にファクタリングの利用を通知する必要がないため、取引関係に影響を与えずに資金調達できます。警備業では常駐先や元請けとの関係が仕事の継続受注に直結するため、関係を維持したい場合は2社間が適しています。
3社間ファクタリングは、利用者・ファクタリング会社・契約先の3者間で行う取引です。契約先の承諾を得る手間がかかりますが、ファクタリング会社にとってのリスクが低いため手数料は2社間よりも安く設定されます。警備業では、大手ビル管理会社や官公庁が契約先の場合、3社間でも理解を得やすいケースがあり、手数料を大幅に抑えられる可能性があります。
買取型と保証型の違い
ファクタリングには「買取型」と「保証型」の2種類があります。本記事で紹介しているのは買取型ファクタリングで、売掛金を売却して即座に資金を得る方法です。一方、保証型ファクタリングは、売掛先の倒産リスクに備えて保証をつけるサービスで、すぐに資金化するものではありません。
警備業で「ファクタリング」といえば一般的に買取型を指しますので、警備委託料の早期資金化が目的であれば買取型のサービスを選びましょう。
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警備業がファクタリング会社を選ぶ5つのポイント
警備業でファクタリング会社を選ぶ際は、一般的な選び方に加えて業種特有の視点が重要です。以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
ポイント1:警備業の商慣習を理解しているか
警備業には、月次の警備委託契約・シフト制による人員配置・警備業法に基づく認定や教育義務など、他業種にはない独特の商慣習があります。ファクタリング会社がこれらを理解しているかどうかで、審査のスムーズさや提案の質が大きく変わります。
警備業の取引に精通した会社であれば、警備契約書や警備報告書をスムーズに審査でき、適切な買取額を提示してくれます。BIGのように金融機関出身のコンサルタントが在籍し、警備業からの相談実績が豊富な会社を選ぶと安心です。
ポイント2:給与支払い日に間に合う入金スピードか
警備業では給与支払い日が明確に決まっており、その日を外すと現場運営に直結する深刻な問題になります。入金スピードは最重要項目と言っても過言ではありません。
月末締め翌月払いの契約が中心でも、警備員の給与・深夜手当・社会保険料は毎月固定で出ていくため、数日の遅れが運転資金を圧迫しやすくなります。即日入金が可能な会社を選ぶ場合は、午前中のうちに申し込みと必要書類の提出を完了させることがポイントです。
ポイント3:買取可能額の上限と大口対応力
警備業では、施設警備の大型契約や官公庁案件で一つの警備委託料が数百万円〜数千万円に及ぶことも珍しくありません。ファクタリング会社によっては買取上限額が設定されている場合があるため、大口の警備委託料を資金化したい場合は上限額を事前に確認しましょう。
BIG(上限なし)やトップマネジメント(最大3億円)のように、大口案件に対応できる会社を選ぶことが重要です。逆に、スポット警備の小口案件であれば、少額対応が得意な会社を選ぶのもポイントです。
ポイント4:継続利用しやすい条件か
警備業は月次の継続契約が中心であり、毎月同じタイミングで資金需要が発生しやすい業種です。そのため、2回目以降の手続きの簡便さや継続利用時の手数料条件も重要な選定基準になります。
常駐警備や巡回警備のように月次請求が中心の会社では、1回ごとの条件差が年間コストに大きく響きます。初回の時点で継続利用時の条件や追加費用の有無も確認しておきましょう。
ポイント5:契約の透明性(償還請求権・追加費用の有無)
ファクタリング会社を選ぶ際は、契約内容の透明性を必ず確認しましょう。特に重要なのは以下の2点です。
償還請求権の有無:健全なファクタリング会社は原則として「償還請求権なし(ノンリコース)」の契約を採用しています。これは、契約先が支払い不能になった場合でも利用者に返済義務が生じない仕組みです。警備業では契約先の倒産リスクもゼロではないため、ノンリコース契約であることは非常に重要です。
追加費用の有無:手数料以外に事務手数料・登記費用・出張費などの名目で追加費用を請求する業者もあります。警備業は利益率が高くない案件も多いため、追加費用が経営を圧迫しかねません。契約前に総コストを確認し、不明瞭な費用がないかチェックしましょう。
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警備業でファクタリングを活用すべき理由
警備業は、その業界構造や商慣習から特にファクタリングとの相性が良い業種です。警備業特有の資金繰り課題と、ファクタリングによる解決策を解説します。
人件費が売上の70〜80%を占める労働集約型の構造
警備業の最大の資金繰り課題は、売上の大部分を人件費が占めることです。警備員への給与・社会保険料・深夜手当・交通費など、人件費関連の支出が売上の70〜80%に達するケースも珍しくありません。これらの支出は毎月確実に発生する一方、クライアントからの入金は1〜2か月後になることが多く、恒常的な資金ギャップが生じます。
ファクタリングを活用すれば、確定済みの警備委託料を最短即日で現金化でき、給与支払い日に確実に間に合わせることができます。
警備員の給与が先行して発生する
施設警備や常駐警備では、契約が安定していても給与日は毎月先に来ます。売上より先に人件費が出ていくため、警備業は資金が詰まりやすい構造です。さらに24時間体制の施設警備では深夜手当が加算され、通常勤務より人件費が膨らみます。
ファクタリングを利用すれば、既に発生している売掛金を前倒しで現金化できるため、給与や深夜手当の支払いに充てることができます。借入ではないため、バランスシートへの影響もありません。
社会保険料・制服・装備費・教育費も先に必要になる
人件費以外にも先行支出が多く、売掛金回収までの間を埋める資金が必要になります。新任警備員の採用や現場拡大時には、警備業法に基づく法定教育(新任教育30時間以上)の費用、制服・無線機・誘導棒などの装備品購入費がまとめて発生します。こうした支出は売上が入る前に出ていくため、ファクタリングで短期資金をつないでおく意味があります。
繁忙期やイベント警備で増員コストが膨らむ
イベント警備や交通誘導、建設現場の警備では、案件開始前から人員確保とシフト調整が必要です。繁忙期の増員時には、売上拡大より先にコストが発生します。案件自体は利益になる見込みでも、開始直前の資金手当てができないと受注を取り切れないことがあります。
ファクタリングを活用すれば、既存の売掛金を前倒しで資金化して増員コストに充てることができ、新規案件の機会損失を防げます。
契約先の支払いサイトに左右されやすい
大手企業や官公庁ほど支払いサイトが長い傾向にあり、資金が寝やすくなります。元請けや大手管理会社との契約は信用力が高い一方で、支払い条件は自社で動かしにくいことが多いです。人手不足が深刻化する中で採用コストも上昇しており、入金を待つ余裕がない場面が増えています。
売掛先の信用を活かして前倒し資金化できる点は、警備業にとって大きな相性の良さです。特に契約先が大手企業や官公庁であれば審査でも有利に働きます。
銀行融資に頼りにくい場面でも利用できる
警備業では、急な増員や案件変動によって売上が変動するため、銀行から見ると融資の判断が難しいケースがあります。また、赤字決算や税金の滞納がある場合は銀行融資自体が困難になることも少なくありません。
ファクタリングは利用者の財務状況よりも売掛先(契約先)の信用力を重視して審査するため、警備会社自身の業績が厳しい状況でも利用できる可能性があります。銀行融資を補完する資金調達手段として、警備業にとってファクタリングは非常に有用です。
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ファクタリング利用時の注意点と悪質業者の見分け方
ファクタリングは合法的な資金調達方法ですが、業界の成長とともに悪質な業者も存在するようになりました。警備業でファクタリングを安全に利用するために、以下の注意点を押さえておきましょう。
手数料が相場から大きく外れていないか
前述のとおり、ファクタリングの手数料相場は2社間で5%〜18%、3社間で1%〜9%程度です。相場よりも極端に高い手数料を提示する業者はもちろん、極端に低い手数料を提示する業者にも注意が必要です。低い手数料で契約を引き付けておいて、後から追加費用を請求するケースがあります。
警備業は継続利用になりやすいため、1回ごとのわずかな差が年間では大きな負担になります。手数料率だけでなく、出張費や書類作成費などを含めた総額で比べることが欠かせません。
契約書を必ず交わしているか
正規のファクタリング会社であれば、契約書を必ず作成します。口頭の約束だけで契約を進めようとする業者や、契約書の内容を十分に説明しない業者は避けましょう。契約書には手数料率・支払条件・償還請求権の有無などが明記されていることを確認してください。
警備契約は月次継続の請求が多いため、対象債権の範囲や今後も同条件で使えるのかも確認したいポイントです。急いでいる場面ほど、契約書の細部を飛ばさず読むことが重要になります。
償還請求権ありの契約を強要していないか
「償還請求権あり」のファクタリングは、契約先が支払い不能になった場合に利用者が返済義務を負う契約です。これは実質的に融資と同じであり、貸金業登録なしに行っている場合は違法の可能性があります。正規のファクタリングは原則として「償還請求権なし(ノンリコース)」です。
給与ファクタリングとの違いに注意
個人の給与を対象とした「給与ファクタリング」は、金融庁が貸金業に該当するとの見解を示しており、貸金業登録なしに行う業者は違法です。本記事で紹介している企業間の売掛金(警備委託料)を対象としたファクタリングとは全く異なるものですので、混同しないように注意しましょう。従業員個人の給与を対象にした取引とは法的な整理が異なるため、説明が曖昧な業者は避けたほうが安心です。
必ず複数社から見積もりを取る
警備業の警備委託料は金額が大きくなるケースもあるため、手数料の差がそのまま大きな金額差につながります。1社だけの見積もりでは手数料が適正かどうか判断できません。最低でも3社から見積もりを取り、手数料だけでなく入金スピード・対応の丁寧さ・契約内容の透明性なども含めて総合的に比較しましょう。
悪質業者チェックリスト
- 会社の所在地や代表者名が公式サイトに記載されていない
- 契約書を作成しない、または見せない
- 手数料が相場から大きく外れている(極端に高いまたは低い)
- 償還請求権ありの契約を強要する
- 担保や保証人を要求する
- 事務手数料・審査料など不明瞭な追加費用がある
上記に1つでも当てはまる場合は、契約を見送ることを強くおすすめします。BIGは警視庁と連携してファクタリング詐欺対策に取り組んでおり、不安な場合はまずBIGに相談してみるのも安心です。
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警備業でのファクタリング利用の流れ【5ステップ】
警備業でファクタリングを利用する際の一般的な流れを、5つのステップで解説します。初めての方でも迷わないよう、各ステップのポイントをまとめました。
-
問い合わせ・申し込み
まずは気になるファクタリング会社に問い合わせます。電話・メール・公式サイトの申込フォームから相談可能です。この段階で手数料の目安や必要書類を確認しておくとスムーズです。警備委託料の売掛金であることを伝えると、対応実績の有無や具体的な条件を教えてもらえます。BIGでは警備業の資金繰りに精通した専属コンサルタントが対応してくれます。 -
必要書類の準備・提出
一般的に必要な書類は、本人確認書類・警備契約書または発注書・請求書・通帳のコピー(入出金履歴)・登記簿謄本などです。警備業の場合、警備報告書や勤怠資料が求められるケースもあります。継続契約であることや過去の入金実績が分かる資料があると、初回でも審査が進みやすくなります。オンライン完結型のサービスでは請求書と通帳の2点だけで済む場合もあります。 -
審査
提出書類をもとに、主に契約先(売掛先)の信用力が審査されます。審査時間は早ければ30分程度、通常は数時間から半日程度です。警備業の場合、契約先が大手ビル管理会社や官公庁であれば信用力が高く、審査が通りやすい傾向にあります。自社の赤字決算や創業間もない状況でも通過の可能性があります。 -
契約
審査通過後、手数料率や契約条件が提示されます。契約書の内容を十分に確認し、手数料率・償還請求権の有無・追加費用の有無などに問題がなければ契約を締結します。2社間・3社間の違い、通知の有無、継続利用時の条件変動もこの段階で確認しておくと安心です。オンラインで電子契約を行う会社も増えています。 -
入金
契約完了後、手数料を差し引いた買取代金が指定口座に振り込まれます。最短で即日〜数時間以内に入金されるケースが多く、給与や社会保険料の支払いに間に合わせることができます。入金後は、契約先からの支払期日にファクタリング会社への精算が行われます(2社間の場合は一旦自社で受け取り、ファクタリング会社に送金します)。
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よくある質問(FAQ)
- 警備業の売掛金(警備委託料)でもファクタリングは利用できますか?
- はい、警備業の警備委託料はファクタリングとの相性が非常に良い売掛金です。施設警備・交通誘導・イベント警備などの請求書が確定していれば利用できるケースが多いです。月次の継続契約や官公庁・大手企業向けの案件は、売掛先の信用力を説明しやすい傾向があります。
- 警備業でファクタリングを利用すると契約先に知られますか?
- 2社間ファクタリングを選択すれば、契約先に通知する必要がないため基本的に知られることはありません。常駐先や元請けとの関係を重視したい警備会社では、この点を重視して2社間を選ぶことが多いです。3社間は条件面で有利になることもありますが、通知の有無を必ず確認してください。
- 警備業でファクタリングを利用する際に必要な書類は何ですか?
- 本人確認書類・警備契約書または発注書・請求書・通帳のコピー・登記簿謄本などが一般的です。警備報告書や勤怠資料が求められる場合もあります。継続契約であることや過去の入金実績が分かる資料があると、初回でも審査が進みやすくなります。BIGでは専属コンサルタントが必要書類を丁寧に案内してくれます。
- 警備員の給与支払い日に間に合うようにファクタリングを利用できますか?
- 最短即日〜翌日で対応する会社を選べば、給与支払い日に合わせた資金調達がしやすくなります。警備業は給与日を外すと現場運営に直結するため、申し込み時点で希望入金日を明確に伝え、必要書類を先にそろえておくのがポイントです。
- 赤字決算の警備会社でもファクタリングは利用できますか?
- 売掛先の信用力が重視されるため、赤字決算や税金滞納があっても利用できるケースがあります。採用費や増員コストで一時的に財務が苦しくなっていても、安定した契約先への請求があれば相談余地はあります。BIGやアクセルファクターなど、柔軟な審査を行う会社に相談してみましょう。
- 警備業のファクタリング手数料の相場はどのくらいですか?
- 警備業のファクタリング手数料の相場は、2社間で5%〜18%程度、3社間で1%〜9%程度です。ただし、契約先の信用力が高い場合(大手ビル管理会社や官公庁など)は手数料が低く設定される傾向にあります。複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。
- 毎月継続的にファクタリングを利用することはできますか?
- はい、月次契約の警備委託料は継続利用との相性が良く、2回目以降は審査がスムーズになるケースもあります。ただし使い続けるほどコスト差が効いてくるため、初回の時点で継続時の条件や追加費用も確認しておくことが大切です。
- ファクタリングは違法ではないですか?
- 企業間の売掛金を対象としたファクタリング(買取型)は、売掛債権の譲渡という合法的な取引であり、違法ではありません。経済産業省も売掛債権の活用を推奨しています。ただし、個人の給与を対象とした「給与ファクタリング」は貸金業に該当するとされており、無登録業者が行う場合は違法です。
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まとめ
本記事では、警備業におすすめのファクタリング会社10選を比較し、ファクタリングの仕組みや警備業ならではの選び方のポイントまで詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをおさらいします。
- 警備業は人件費が売上の70〜80%を占める労働集約型であり、給与・社会保険料の先行負担が大きいため、ファクタリングとの相性が非常に良い
- 手数料の相場は2社間で5%〜18%、3社間で1%〜9%程度。契約先が大手企業や官公庁なら有利な条件を引き出しやすい
- 最短数時間〜翌日で入金可能な会社もあり、給与支払い日や社会保険料の納付期限にも対応できる
- 契約先に知られたくない場合は2社間、手数料を抑えたい場合は3社間を選ぶ
- 償還請求権なし(ノンリコース)の契約が正規のファクタリング。契約内容の透明性を必ず確認する
- 悪質業者を避けるために、会社情報の公開状況・契約書の有無・手数料の妥当性をチェックする
- 警備業の商慣習を理解しているファクタリング会社を選ぶことで、スムーズな審査と適切な提案を受けられる
警備業でファクタリングを利用する最大のメリットは、毎月先行する人件費と長い支払いサイトの間に生じる資金ギャップを埋め、給与支払い日を確実に守れることです。イベント警備や建設現場警備の増員時にも、既存の売掛金を活用して機会損失を防ぐことができます。
まずは気になる会社2〜3社に無料相談や見積もりを依頼し、手数料や条件を比較するところから始めてみてください。警備業は継続利用になりやすいため、手数料の差が年間で大きなコスト差につながります。自社の状況に合ったファクタリング会社を選び、資金繰りの改善に役立てましょう。
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